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果実中ビタミンC含量の品種による違い


品種名
ビタミンC含量
(総アスコルビン酸量として)
(mg/100g)
ヘイワードを100としたときのパーセンテージ
(%)

1果重
(g)
1果当たりのビタミンC含量
(mg)
ヘイワード
66
100
99
65
ブルーノ
80
122
101
81
アボット
29
45
71
21
エルムウッド
47
72
113
53
香緑
40
61
102
41
讃緑
75
115
105
79
アップルキウイ(黄色系)
157
240
99
155
紅心
74
113
92
68
ゴールデンキング
144
220
139
200
レインボーレッド
64
98
78
50
ホート16A(ゼスプリ・ゴールド)
104
158
104
108
さぬきゴールド
206
314
169
348
小林39
129
197
108
139
香粋
41
62
37.1
15
信山
100
152
21.9
22
平野系
37
57
6.7
2.5
月山系
141
215
11.6
16
一才
185
282
9.0
16.7
光香
151
230
11.5
17.4
淡路系
26
39
10.2
2.7
長野系
47
72
19.0
8.9
○○

少: 0〜40 mg/100g , 中: 41〜90 mg/100g , 多: 91〜150 mg/100g , 極多: 151〜206 mg/100g

(五訂食品成分表によるキウイフルーツのビタミンC含量は、69 mg/100gです.)

注意:ビタミンC含量は、キウイフルーツの栽培条件によって、かなりの影響を受けると思われます。 そのため、産地や収穫年度、気象条件等によっては、上記と大きく異なる値を示す場合もあり得ます。

 

適熟果から調製した試料を Tris [2-carboxyethyl] phosphine によって還元した後、ODSカラムを用いたイオンペアクロマトグラフィーにより、総アスコルビン酸量を測定しました. 詳細は、下記の文献を参照ください.

Nishiyama, I., Y. Yamashita, M. Yamanaka, A. Shimohashi, T. Fukuda and T. Oota  (2004)  Varietal difference in Vitamin C Content in the Fruit of Kiwifruit and Other Actinidia Species.  J. Agric. Food Chem. 52, 5472-5475.
○○○