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レシピ No. 3  キウイフルーツ&オレンジジャム

 オレンジを加えてミックスジャムにすることで、キウイフルーツだけのジャムよりも風味がアップします。 オレンジの皮のアクセントもきいています。 オレンジの皮をむくのは面倒ですが、それだけの価値はあると思います。
 お好みでオレンジとキウイフルーツの比率や、グラニュー糖の量を変えてください。 キウイフルーツはフードプロセッサーなどで荒くくだいて入れてもいいと思います。 どうぞお試しください。
用意するもの(材料)

キウイフルーツ  (グリーン) 中型 3個
(果肉250gに相当)

オレンジ(バレンシア) 果肉 120g (中型 1個)
オレンジ(バレンシア) 皮 3g

グラニュ糖  150〜170g

ペクチン  3g (なくても可)

(近所でペクチンが見つからない場合は以下のネット販売でどうぞ)


 
用意するもの(器具)

ホーロー鍋 あるいはステンレス鍋  (直径15〜18cm)
(鉄やアルミの鍋は不適)
ペティナイフ(包丁)まな板
木杓子
あく取り
料理用はかり
レードル(お玉)

1.キウイフルーツ果実を洗った後、皮をむく。 枝付部分(果梗部)の硬い組織は、必ず除くこと

2.キウイフルーツ果肉をいちょう切りにして、鍋に入れる。
3.オレンジを洗って皮の黄色い部分を薄くむき、これをみじん切りにして、鍋に入れる。
4.オレンジの皮と薄皮をむき、果肉のみとして、鍋に入れる。
5.グラニュ糖半量(75〜85g)を鍋に入れ、中火にかける。
6.木杓子で混ぜながら、焦がさないように加熱する。

7.沸騰したら、あくを取りながら弱火で5分間ほど煮る。
8.残りのグラニュ糖(75〜85g)とペクチンとをよく混ぜ合わせてから鍋に入れ、すばやくかき混ぜる。
9.弱火でさらに3〜5分間煮詰め、少し粘りが出てきたらできあがり。 煮詰めすぎて焦がさないように注意する。
*ジャムをすぐに食べる場合には、清潔な空きびんやタッパーなどに入れ、冷蔵庫で保存します。 長期保存する場合には、ジャムが熱いうちに、きれいに洗ったジャムびんにつめ、蒸し器などで20分間ほど加熱滅菌します。→ こちらのホームページが参考になります。
*ジャムにすると、キウイフルーツ果肉の緑色がくすんだ緑色〜オリーブ色に変色します。 これは、果肉自体に含まれている酸(クエン酸やキナ酸など)と熱によって、 クロロフィルがフェオフィチンに変わるためです。 この変色を抑える方法は、残念ながらありません。
*ペクチンを加えるときは、必ずグラニュ糖などの砂糖と混ぜ合わせてから添加してください。 ペクチンを単独で加えると、まちがいなくダマができて失敗します。
*ペクチンを添加しなくても、ジャムは簡単に作れます。 ただしこの場合は、煮詰める時間を少し長めにする必要があります。
*煮るときに木杓子で果肉をつぶすと、均一なジャムに仕上がります。 逆に、なるべくつぶさないようにして煮ると、果肉の形が残り、プリザーブスタイル風になります。