小さい、 かわいい、 甘い、 香りが良い とっても手軽、 ゴミが出ない、 洗い物が出ない |
お店で買ってきて、洗って食べるだけ. 皮をむいたり種を取ったりする必要がありません. もちろん皮や芯などのゴミも出ませんし、ナイフやスプーンも必要ありません. しかも、健康に良いといわれるキウイフルーツを超える食品機能性が期待できます. |
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ベビーキウイ |
キウイフルーツ (グリーン) |
ビタミンC、ベータカロテンやルテインの抗酸化作用で、がんや心血管障害などの生活習慣病予防効果が期待できます. ベビーキウイは普通のキウイと比べると、ベータカロテンが3.2倍、ルテインが1.8倍と、高濃度です. クロロフィル濃度は、普通のキウイの2.4倍もあり、濃緑色の果肉がデザートなどのアクセントに最適です. 食物繊維により、便秘改善効果が期待できます. 大腸がんのリスクを低減すると考えられます. タンパク質分解酵素のアクチニジンは、普通のキウイの1.9倍. 肉食後のデザートとして、消化促進効果が期待できます. 今話題のルテインの含有量は、フルーツの中では抜きん出ています. ルテインは、白内障や加齢性黄斑変性症の予防効果を示すことが報告されています. → 下に詳しい説明があります. |
ビタミンC |
69
mg/100g |
66
mg/100g |
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食物繊維 |
(4.7
g/100g) * |
2.5
g/100g ** |
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ベータカロテン |
285
μg/100g |
88
μg/100g |
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ルテイン |
762
μg/100g |
418
μg/100g |
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クロロフィル |
3.88
mg/100g |
1.65
mg/100g |
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アクチニジン |
460
mg/100g |
238
mg/100g |
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糖度 |
17.2
% |
14.2
% |
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* Hurst's
Berry Farm のHPより改変して引用 |
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** 第五訂 食品成分表より引用 |
ベビーキウイはルテインを豊富に含むフルーツです. |
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ルテインはベータカロテンやリコペン(リコピン)等と同じ、カロテノイド色素の一種です. ヒトは体内でルテインを合成することができませんので、食べ物から摂取する必要があります. ルテインは、人体では目の水晶体(レンズ)や網膜の黄斑部(下図参照)に存在することが知られています. 有害な青色光を吸収する作用と抗酸化作用により、水晶体や網膜を守る大切な働きを担っています. 実際に、ルテインを積極的に摂取することにより、高齢者の失明の原因になる白内障や黄斑変性症の予防効果があることが報告されています. 白内障や黄斑変性症は、いずれも有効な治療法がありませんので、予防することが特に大切です. ベビーキウイで手軽においしくルテインを取りましょう. (ベータカロテンやリコピンなどのカロテノイドは、摂取しても目には届きませんので、ニンジンやトマトを食べても、白内障や黄斑変性症の予防効果は期待できません.) ベビーキウイは、ベータカロテンも多く含みますが、このベータカロテンは生体内でビタミンAに変換されます. ビタミンAは、目の網膜でのロドプシンの合成に用いられ、視覚を正常に保ちます. ルテインとベータカロテンとのダブル効果 により、ベビーキウイは目の健康を保つために最適なフルーツと言えます. |
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フルーツ/野菜 |
ルテイン濃度 (μg/100g) |
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ベビーキウイ |
762 |
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りんご |
84 |
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アプリコット |
101 |
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バナナ |
33 |
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マンダリン |
50 |
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オレンジ(バレンシア) |
64 |
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もも |
78 |
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いちご |
6 |
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キャベツ |
80 |
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にんじん |
170 |
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トマト |
78 |
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ベビーキウイ以外の値は、Food Chem. 54, 101-111
(1995)
より抜粋して引用 |
ベビーキウイの利用方法 |
そのまま食べる・・・・・手軽で甘くて美味しいのでお勧めです. 香りも楽しめます. |
果実酒として・・・・・冷蔵庫で作るとビタミンCの分解が抑えられ、ビタミンC豊富な果実酒になります. |
ジャムとして
・・・・・ルテインやベータカロテンは熱に強いので、ジャムに加工しても機能性は期待できます. ただし、クロロフィルは化学変化を起こしますので、きれいな緑色は保たれません. |
(注意)アクチニジンが豊富ですので、生のままではゼラチンが分解されます. ゼリーを作るときには、寒天やカラギーナンなどのゲル化剤を用いてください. |
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