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レシピ 番外  ベビーキウイジャム(さるなしジャム)

 ベビーキウイ(さるなし、こくわ)はジャムの良い材料になります。 果実 自体がやや高価なのでコストはかかりますが、キウイフルーツジャムとは全く異なった、コクのある濃厚な味わいが楽しめます。 販売されている時期が短いの で、入手できる時にまとめて購入し、フードプロセッサーでくだいたものを冷凍保存しておけば、シーズン外でもジャムづくりが楽しめます。

ご注意 キウイフルーツジャムは、さわやかで誰からも好まれる味ですが、ベビーキウ イジャムの味は、人によって大きく好みが分かれます。 「すごく美味しい」という人がいる反面、「受け付けない」という人もいるようです。 そのため、最 初は少量で試してみることをお薦めします。

用 意するもの(材料)

ベビーキウイ  400g (約 60個)

グラニュ糖  140g

用 意するもの(器具)

ホーロー鍋あ るいはステンレス鍋  (直径15〜18cm)
(鉄やアルミの鍋は不適)
木杓子
あく取り
料理用はかり
レードル(お玉)
1. 果実 を洗った後、軸や傷んだ部分などを取り除く。 枝付部分(果梗部)の硬い組織は、必ず除くこと。
 
2.フードプロセッサーで粗くくだく。

 フードプロセッサーにかけずに、丸ごと煮ても、ジャムはできますが、大きな皮が残ってしまうので、お薦めしません。

 皮が気になる場合は、ハーフカットにして、果肉だけをスプーンですくい取る方法もあります。 ただし、皮ごと使った方が、ルテインベータカロテンポリフェノールなどの豊富な ジャムになります。


3. グラニュ糖半量(70g)を鍋に入れ、中火にかける。  木杓 子で混ぜながら、焦がさないように加熱する。

4. 沸騰 したら、あくを取りながら弱火〜中火で5分間ほど煮る。  残り のグラニュ糖(70g)を鍋に入れる。
5. 弱火〜中火 でさらに3〜5分間煮詰め、少し粘りが出てきたらできあがり。 ジャムは冷えると粘度が増すので、まだ「ゆるい」と感じられる程度で止めること。 煮詰め すぎて焦がさないように注意する。
6. ジャムをすぐに食べる場合には、清潔な空きびんやタッパーなどに入れ、冷蔵庫で保存します。

 長期保存する場合には、ジャムが熱いうちに、きれいに洗った ジャムびんにつめ、蒸し器などで20分間ほど加熱滅菌します。→ こちらのホームページが参考になります。

  プリンタで粘着シールに印刷し、ラベルを自作するのも面白いものです。

 煮詰め方にもよりますが、この方法では、糖度が 50度前後のジャムが 400g程度できます。
*キウイフルーツジャムに比べると酸味が少ないので、好みによりレモン果汁やクエン酸などを加えてく ださい。
* ジャム用の砂糖としては、グラニュ糖が無難です。 これは、素材の味を生かすクセのない甘味と、非還元糖であるため、着色しにくく、きれいに仕上がる と考えられるためです。 ただし、もしもグラニュ糖がなければ、普通の砂糖(上白糖)でも、特に問題はないようです。


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