(青果店より購入)

アメリカオレゴン産あるいはチリ産の通称‘ベビーキウイ’です。 ミニキウイと呼ばれる場合もあります。 品種名 は ‘Ananasnaya (Anna)’とのことです。 (ただし、この品種名については、若干の混乱があります。) 糖度は 15〜19%と高く、酸味が少ないため、大変甘く感じます。 ビタミンC含量は約70mg/100gで、ヘイワードと同程度です。 アクチニジンも豊富で す。 果実の表面にシワが入り、少し鮮度が悪そうに見えるくらいが食べごろです。 キウイフルーツとは異 なり日持ちが悪いので、早めに食べましょう。
この果実は、洗って皮ごと食べられるため、スプーンや包丁なども使わず、手軽で美味しく、ゴミが出ない・・・というのが売り物です。 でも、皮はあまり美 味しくない気がするので、爪で真ん中に傷を入れ、二つに割ってブドウのように皮を残して食べるのがおすすめです。 ゴミは出ますが、手軽さは抜群です。  独特の芳香があり、果実酒の良い材料になります。 ジャムにしても良いそうですが、価格が高めなので、なかなか気軽には使えません。 国産のサルナシがう まく流通に乗れば、もっと安く供給されるように思いますが・・・。 Baby Kiwi についての詳しい情報は、Kiwi KornersHurst's Berry Farm のHP
でどうぞ。 なお、日本では‘アナナシヤ’という 名称で扱われているそうです(株 式会社ジャパンフレーズさんからの情報)。 

 なおこの果実は、単位重量あたりにしてキウイフルーツの数倍に及ぶルテインやベータカロテン(ベータカロチン)を含んでいま す(詳しいデータはこちらから)。  手軽に食べて抗酸化性成分を補給できる、天然のサプ リメントともいえます(少し大げさですが)。 一般に流通しているのは輸入物ですので、2〜3月には南半球のチリ産が、また、9〜10月には北半球の USA(主にオレゴン)産が入荷します。 市販される時機が短いので、なかなか入手が難しいフルーツです。